こんにちは、夢追い女子応援人です。
今回は自己開示の話。
自己開示については、「子供の頃の記憶」のところでも少しお話ししましたが、自分にとっても重要なんで(笑)、このブログでも度々取り上げたいと思います。
自己開示とは
「他者に対して自己に関する本当の情報を主に言語的コミュニケーションによって伝達すること」
とあります。
なんだか難しいですね(笑)
もちろん、なんでもいきなり自己開示すると良いと言うことではありません。
開示する量だったり、どこまで開示するかという深さも重要ですし、開示の時期も重要。
だから、大して親しくもない人に、いきなりプライベートの深い部分を話すと、「なんでわたしにこんなことを話すの?」なんて余計に警戒されたりします。
素の自分を見せすぎてしまうと信頼を損ねると言うこともあります。
経営者の振る舞い
わたしは昔、店長をしていた時に、経営者コーチングを受講していました。
その時に言われたのが、
「飲み会に行っても、立場が上であるあなたがお酒を飲みすぎて、部下の前で乱れるということをしてはいけません。」
「その姿がみんなに無意識にインプットされ、指示指導をしても、“あんたに言われたくない”という無意識の行動につながり、肝心な時にリーダーシップを発揮できなくなる」
と。
だから、
「できれば部下との飲み会には最初だけ参加し、口をつける程度であとはその場を離れなさい」
「部下同士で飲み会の場で話し合う時間を長くし、ストレス解消させる機会を創りなさい」
と言われたものでした。
真面目なわたしは(笑)、その教えを忠実に守ったため、なかには付き合いが悪い人と思うスタッフもいたかもしれません。
素の自分をさらけ出して、部下からの同情をもらうリーダーシップもあるのかもしれませんが・・・
あの人だらしないから、わたしたちがしっかり支えなきゃ!
みたいな・・・
どうやら、その効果は長続きしないらしく、だんだんと見切りをつけられていきます。
そんなことを話していると、素の自分をさらけ出すことと自己開示がごっちゃになって、マイナスイメージですよね・・・
自己開示しない方が良いじゃん!なんてことになりそうですが、自己開示をしっかり知ることが大事なんです。
※自己開示に近い言葉で自己呈示(ジコテイジ)というものもあります。
自己呈示は、相手に特定の印象を持ってもらうために、仮面をかぶる、演技することにより、相手に自分の伝達情報を調節して、良い印象を与えるというものです。
もちろん、集団の中や他人とうまく付き合っていくための技術でもありますので、必ずしもマイナスではありません。
ただし、隠していることを見破られると一気にマイナスになることもあります。
先ほどのお酒の場で、酔っ払い、素の自分をさらけ出して、部下からの同情をもらう、素でみんなと付き合っているよ!という良いことにつなげようとする行為は、もしかすると自己呈示(印象操作)かもしれませんね。
自己開示を知ってから
自己開示をしっかり学んだわたしは、徐々に自己開示ができるようになりました。
あれだけ自分の話をするのが苦手だったのに、体験談からのアドバイスで説得力が増したり、こちらが信頼している姿が伝わりやすかったり・・・
自分のことを話すと、これまで自分の中でしか処理してなかったことが、実は割と一般的で共感してもらえたり、逆に大したことではないと流していたことでも、自己開示して話してみると、それがとても重要で自分の人生のターニングポイントだと気づくこともあります。
なので、人の話を聴く方が得意!な女子、時には自己開示して自分のことを少しずつ話してみましょう。
自分の夢に新しい流れや発見があるかもしれません♪
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