退職後のテンション

こんにちは、夢追い女子応援人の久保田です。

今回は、少し自分の体験談。

最近、Twitterをやり始めました。
やってみると、Twitterの世界は活力に溢れています。
いや正確にはTwitter だけではなくSNSの世界は活力に溢れています。

わたしが一番利用しているのはTwitterですが、Instagramも始めましたし、姪っ子に言われてTik Tokも観るようになりました。

テンションの高さ

ツイッターをはじめとするSNSは、同じ境遇を持つ方々と知り合ったり、共感したりするツールとしては大変優れています。
だから元気をもらう事は多いです。
フォロワーが多い人は、行動力もあり、スピード感も違います。

でも、少し違う角度から見てみると、
いや、ネガティブな心で見てしまうと、自分に劣等感を感じることもあります。

共感を得た内容
:あっ、割と起業した勢いのある人が多いな・・・
:みんなこんなに稼いでいる人もいるんだ・・・
:仕事を辞めた後の前向きなエネルギーすごいな・・・

あれ、わたしは・・・

仕事を辞める時は、たしかにやりたいことがあって辞めた!
:これは共通点

前向きな退職か?
:これは正直半々

会社で働き続けるエネルギーがなかったのもあるし、
自分のやりたいことがある!ということもあったし・・・

だから、何となくSNS上だから綺麗なことが目立つというのもわかるんですが、自分にはそのプラスのエネルギーが足りないのかも・・・
と不安や劣等感を感じたり・・・

とくにSNSは、一部アピール合戦的なところもあるので、前向き発言が多いんですよね。
わたしのような、いろいろな人間を観てきた感覚からすると、大学生的なノリ(いい意味ですよ♪)の人たちが目立つし、事業の業態によっては、自分の事業を成り立たせたい営業の場としても最適だと思います。

だから、自分のテンションとの違いも見せつけられるんですよね・・・

本当の自分のテンション

退職後、やることが決まっているくせに、なかなか動かない・・・
ブログを書くことにも集中できない・・・
そもそも家から出なくなる、交流も少なくビジネスチャンスを自分で少なくしている・・・
1日家にいる罪悪感で押しつぶされそうになる・・・

自分がやりたいことでお金を稼ぐには、人に会って自分の事を話すのが近道だとわかっているのに動けない。

避けてしまう・・・

もしかして無意識に失敗したくない恐怖心があるのか・・・

もしかしたら、退職したことも心の奥底で「逃げ」「失敗した」
と感じていて、自分の本当にやりたいことに取り組んで、もしそれが絵に描いた餅のような、全くお客様が得られなかったり、お金にならなかったりした時・・・

また失敗して、その先の自分を維持することができなくなる・・・
自分を保てなくなる・・・

そんな事を考えてしまい、目の前のことに取り組む事を後回しにしてしまう
そんなマイナスの分析を、ついしてしまうんです。

これが、ありのままの自分です。

ありのままの自分を表現するのは怖いですね。
余力を残さず、退路も断ち、これからに立ち向かう人たちをSNSで知る。
当然その方達も同じように苦しんでいるかもしれない。

でも、前向きな発言もできているし、SNSをフル活用して、会いたい人に会い、チャンスを広げている。

自分もそのテンションに持ち上げ、同じようにすれば変化できることもわかっている。

でもなぜかできない・・・

この先、自分にも前向きになっているみなさんのようになれるのか・・・
行動し続けることができるのか

いや、「そんな事を考えるなら、マイナスの思考になる前に動け!」って言われるかもしれない。
でも、動けない・・・

大きくジャンプする前は、一度膝を曲げて溜めを作らなくてはいけない。
だから、飛ぼうとする時までは膝を曲げていればいい

今は休んでいい

たしかにそうかもしれない
でも、わたしはいま45歳
もう退職して半年も経つ・・・
いつになったら、行動できない自分の殻を破れるの?
このまま殻を破れなくて、全力をもう出す事なく、
ただ生きていく最小限の事をして、やりたくもない、お金のためだけの仕事をして、小さくコンパクトに、影響を与えることもなく、老いていくのか・・・
何となくの孤独を感じながら、熱くなる機会を失い、命を終えるのか・・・

こんな事を考えるのも

人生の午後

と呼ばれる一般的なことなのか・・・
この一般的なことに埋もれて、ただの人になって終わるのか・・・

普通が悪いわけじゃない、でも普通以上に仕事やプライベートには力を注いできた。
だから、普通に何気なく、刺激なく、変化なく過ごしている自分に、
孤独感も余計に感じる・・・

せっかく自由になる権利やチャンスももらったのに・・・

後ろ向きのエネルギー

わたしの場合、販売の仕事を辞める時は新しい自分がやりたいことを求めて辞める前向きのエネルギー、さらになかなか辞める決断ができずにいた期間もあるため、前向きの力にさらに拍車がかかっていた感じがします。

ちょっといつもの自分以上に前向きのエネルギーを出力した感じです。

そうすると、
結果が得られた後、バランスを取ろうとするので、後ろ向きのエネルギーもやってきます。
後ろ向きのエネルギーが悪いわけではありません。
慎重さ、正確さ、計画性等々の精度を上げるためには必要なエネルギーです。

もちろん、このエネルギーも振り切れると後悔ばかりで動けないエネルギーにもなりかねませんが・・・

難しい話をすると、心理学者のユングによると、人にはライフステージがあり、わたしのような40代は中年期の転換期(人生の正午)であるとされ、午前から午後への移行期、これが人生最大の危機としています。

正直、この話を知った時、これだけ悩んでいる自分の心の中は、いわゆる中年「あるある」だったのか・・・

がっかりしました。
こんなに大きな悩みが、自分だけじゃなく年齢的に訪れるものなの?みたいな・・・
大事に大事に考えていることが、「あるあるネタ」だなんて・・・

でも、だからこそこの揺れ動くエネルギーは大切で、人生の前半で排除してきた自己を見つめ、それを自己に取り入れ、内省していく、自分の器を広げていくことにつながることだと。

前向きも大事だけど、後ろ向きを感じることも大事で、そこを見ないふりをするよりも、そんな後ろ向きになる自分自体をも、「それも自分」と認めてあげること。受け入れるまではいかなくても、ただ認めるだけでも違うと言うこと。

※ロウソクの炎で揺れ動く心を表現したかったけど・・・
ちょっと怖い感じになっちゃった(笑)

まとめ

人の心は常に揺れ動く。

揺れ動きながらバランスを取っているし、プラスに大きく働けば、次はマイナスにも動くこともあるし、でも電流ならプラスがありマイナスがあるからこそ電流なわけで、それが自分本体ということです。

小さく揺れ動いていると、感情のブレは少ないです。大きく揺れ動いていると、感情のブレも大きいです。

どちらがいいということはありません。人生を大きく動かすとき、大きく成功する時、大きな幸せを得るとき、人は前向きのエネルギーが原動力になるけど、バランスを取るためにまた違う思考もやってくるということ。

明石家さんまさんも良く言うセリフ、
「人生帳尻が合うようになっとんねん♪」
そこにも繋がります。

だから、前向きの時も後ろ向きの時も、しっかり今の状況を受け止める、感じ取る、感じ切る、味わうことが必要で、焦る必要もなく自分という人間を見つめる時期もある!
ということなんですね。
この今のテンションから次のテンションへの切り替わりを感じることができるか?これも楽しみにしています♪

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