向いてない仕事と向き合うには

こんにちは、夢追い女子応援人の久保田です。

今回は「向いてない仕事と向き合うには?」です。

アルバイトでも正社員としての仕事でも、ある程度の年齢になるとお金を稼ぐために仕事をするようになります。
いや、お金のためじゃない!自分の好きなことを仕事にするんだ!という方ももちろんいらっしゃるでしょうが・・・

わたしは、やりたいことが見つかるわけでもなく、生きていくためにお金を稼ぎ始めました。
高校入学とともにアルバイトを始動、運送会社、配達員、訪問販売、引越し屋、交通量調査、コンサートスタッフ、ウェイター等

お金を稼がないといけない義務感で職種問わずいろいろ経験しました。
でもこの数々のアルバイト経験で、自分の向き不向きがなんとなくわかるようになりましたね。
※基本、人相手は苦手(かなり人見知りという自己認識)

アルバイト卒業後は社会人となり販売業を選択します。
※人見知りのくせに、販売業・・・

販売業、しかも店舗販売員ですので、接客は必須です。

当然人見知りは発動します。
しかし、人見知りで接客苦手!にフォーカスしていると仕事の時間丸ごとそのマイナスイメージに染まってしまいます。

ここで、販売業の仕事をしっかり分解します。
販売業は接客ばかりではありません。
接客以外の仕事の方がむしろ多いです。

わたしは苦手を克服するより、得意これは少し好きかも?を仕事の中で探し始めます。
苦手だからなんとかしないと!という意識は、苦手だという認識を強くすることにもつながります。
わたしは、苦手克服は時間がかかる。まずはできることを増やして、この場所に自分にもできることがある!という場所や分野を作ることにしたんです。

接客以外の面白さとはなんだろう?
販売業を分解して、販売の面白さ(売り場作り、POP作成、キャッチコピー展開etc,,,)を知っていきます。

そこで売り場作りにフォーカスし、他業種の店舗も見学したり徹底的に研究します。(ここが理系で研究気質の部分)
だから苦じゃないんですね。
※この「苦じゃないところ」に力を入れるところが重要です。

それが徐々に認められ主任になります。
主任になり、パート・アルバイトさんの採用やスタッフ教育・育成を通じて、共に育っていくことが楽しい!と思うようになります。
また売り場づくりにフォーカスし続けたことで、商品を全く違う視点から見つめ直し、打ち出し方のバリエーションを増やすことで数々の販売コンテストで入賞もできるようになり、成果が見えるようになったんですね。

そして店長になります。
入社した当時から、「もし自分が店長だったら何をする?」も売り場づくりの研究とともに練り上げていました。
それだけ「接客」という苦手なことを考えないようにするために違う分野を見つめ続けたのかもしれません。
店長になることで、経営者として自分が今まで温めていたやり方を存分に発揮することができるようになります。

結局、接客は終始苦手意識はありましたが、他の「得意」「ちょっと好きかも」「できる」が生まれ、そこに注目し育ったことで、苦手を大きく上回る「結果」が出ました。
大きくみると苦手分野の中なんですが、居場所だったり、できること、成果が見えるものができたことで働き続けることができました。

向いてない仕事でも続けなければいけない、お金のためなら働かなければいけない、環境的にここの職場以外の働き口がない、等々
理由は様々ですが、向いてない仕事に向き合わなければいけない時は、大きな括りで全て「向いてない!」にしてしまうと、その時間はテンションも閃きも笑顔も出にくくなります。

向いてない仕事を分解してみましょう。その中には自分が結果を残せる、結果が見える、集中できることが見つかります。
そこに、打ち込んでみましょう。
そこからまた道が見つかることもありますし、得られる成果や実績、スキルで次のステップに進むことができます。

ネガティブを大きな括りにせず、細かくしてネガティブの中にも得られるコトに注目して、今自分が割いている時間を無駄にしないようにしましょう♪

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