本当にやりたいことは何?

こんにちは、夢追い女子応援人の久保田です。

今回のお話しは「本当にやりたいことは何?」です。

この話はどれくらいの量になるのか自分にもわかりませんが・・・

ずっと、これからも、この先も自分の課題になりそうなので、備忘録としても書いておきたいと思います。

わたしの小さい頃、なりたかったのは工事現場の運転手でした。
シャベルカー等工事現場の乗り物が好きだったわたしは、その運転手になりたかったんです。

小学校2年生で、生き物好きの先生と出会います。
その先生の影響で魚が大好きになりました。
そこから、魚の学者さんという少し曖昧な、魚が好きだから「魚の学者」という何となくのイメージだけの職業を想像し憧れました。
魚の図鑑を毎日読んでるくらい魚が好きだったし、魚捕りも好きだったし・・・

高校ぐらいになると、その「魚の学者」という言い方が曖昧なんで、何となく「水産学者」とそれっぽいことをなりたい職業として言葉にするようになります。

でも、生き物が好きだから、魚が好きだから・・・とあまり深く考えていないので、
職業像としては曖昧でした。
だいたいこんな方向性・・・
それだけで高校以降の進学先も、理系の水産系大学に進学しました。

で、大学に行き、専門の勉強をし始めると、自分が勉強嫌いだったことを痛感します・・・
「あ〜、何となくでここまで来たけど、魚は好きだけど魚の勉強は好きじゃないんだな・・・」
とか、
「生物学的に興味があるんじゃなくて、漠然と好きなんだな・・・」
って。
なので、水産学者を目指して大学まで入ったけど、研究職に進もうとはせず、4年でそのまま卒業します。

就職先は・・・
この時代は就職氷河期と呼ばれています・・・
数少ない内定をもらった中で、専門店販売員を選択し就職したのでした。

そこで、長年働いているとこんな疑問が湧いてきます。

あれ?俺が本当にやりたいことは何だっけ?

このままの人生で本当にいいの?

自分のやりたいことを明確に考えること、掘り下げることをしないまま社会人に突入し、
自分の「好き」に向き合わなかった結果、かなり年齢を重ねたあとこの課題に直面します。

高校から大学時代もたくさんアルバイトをしてきました。
でもそれは、お金を稼ぐため・・・
そこにやりがい好きさ加減は存在していませんでした。
強いていうなら、人見知りだったので、人相手は苦手でなるべく避けたいな・・・
そんなことは思っていました(結局、人相手の接客が中心の販売員にはなりましたが笑)

きっと、この「人相手は苦手」を結構引きずっていたから余計に、

このままの人生でいいの?

とずっと考えていたんだと思います。

しかし「人相手は苦手」ながらも、入社数年後に役職が付き、仕事内容も販売だけでなく、スタッフの教育やパート採用も任されるようになると、また新たな「やりがい」が見つかります。

それが、「面談」でした。

スタッフと面談、新規採用の面談、とにかく相手の話を聴き、整理し、まとめ、提案することで、相手がみるみる変わること気がつき、その瞬間を感じることにとても喜びを感じたんです。

そう、対話すること!
これが専門店販売員の職場におけるわたしのライフラインでした。

スタッフの話をもっとしっかり聴きたい、できることならそこでもっと貢献できないか?

商売・経営の勉強はずっとしていましたが、ここで対話についての学びを深めていきます。

対話には心がともなう。心は目に見えない・・・

そんな心を知るために広げた学びの中に飛び込んできたもの、それが精神や心理の世界でした。

対話を極めるため日々実践したし、在職中に傾聴を身につけるため、産業カウンセラー資格もキャリアコンサルタントの国家資格も取得しました。

対話によって人生は変わる!

やっと自分が本気になり、打ち込めるものが見つかりました!

「対話で人を元気に輝かせる!」

ようやく見つけた自分の軸でした。
そしてこれが、「現時点でのわたしのやりたいこと」です。

たくさんの経験をさせてもらった専門店販売員、22年勤務させていただきました。
たくさんの経験と実践ができました。

わたしはここで得たことを世の中にもっと広げていく!
対話で人を元気に輝かせる!その範囲をもっと広げる!

苦手の中に、最初は小さな「好きかも・・・」「やりがい」を見つけ、その分野を掘り下げるべく学んだ中で、タイプ分けのような統計的な見方、カウンセリングやコーチングとしての見方、これらをうまく活用する術を身につけました。
今はもっとフィールドを広げ、たくさんの人と対話しています。

「本当にやりたいこと」はまだ変化もするかもしれません。
でも、「やりがい」を目の前に見つけたら踏み込んでみる!
そこから「やりたいこと」が見つかる、もしくはそれに近いものの手応えを感じることもあります。

まだ小さい「やりがい」は、漠然と過ごしていると見逃してしまうかもしれません。
自分の感性を研ぎ澄ませ、「好きかも」くらいの「やりがい」
そこに注目してみましょう♪

 

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