こんにちは、夢追い女子応援人の久保田です。
今回は、「怒りの処理方法は?」です。
怒りはどんな時に訪れるか?これは本当に人それぞれで、沸点も違います。
また、怒りからの冷め方の時間も違います。いつまでも怒っている人、すぐ忘れて元どおりになる人、本当にいろいろです。
わたしは・・・
周りから見られている印象と、自分が理解している姿は違うことが多く、本当の気持ちに気づかれにくい。
なので、怒ることが想像できない!という声が多いですが、実は結構怒ります(笑)。
ただ、表には怒りの表情はほとんど出ません。
感情の波が細かいので、怒る→落ち着く→また怒る→また落ち着く・・・がすごい速さで心の中で繰り返されているんです。
だから、はたからみると、動じてないように見えるんです。
※この感情の波の幅や長さの話はまたの機会にお話しします。
あとは、よくよく考えたらムカついてきた!みたいなパターンも多いです。
何かあっても「んっ!?」「なんだこれ?」
みたいに感情が「ムカつく」に届く前段階で目の前で繰り広げられた現実の出来事が終わってしまい、
あとから
「よくよく考えてみれば・・・」「落ち着いて考えたら・・・」
あれは怒るシーンだった!!みたいなこともあります。
で、「あの時なんですぐ怒らなかったんだ〜」と後悔して自分にもムカついてみたり、何度もそのシーンを思い出して、何回も擬似怒り(笑)を体験したり・・・
なので、昔は結構イライラしていることが多かったです。
サラリーマン時代は仕事上スタッフ相手やお客様相手が多いからなおさらですよね。
怒りの解決方法は、時が過ぎるのを待つ!しかありませんでした。
じゃあ今は?
というと、
怒りを感じる!ということは、自分を知るチャンス!と思っています。
自分のことは自分が一番よくわからない。
わかっている感じがするから余計に自分のことを知ろうとしないし、自分にとって不都合なことが隠れていたり、自分のダークな面と向かい合うのが怖いから、「わたしのことはわたしが一番よくわかってる!」
というテイじゃなければ自分を保てないんです。
本当はそれだけ受け入れる余裕がなく、今の自分がギリギリで追い込まれているんです。
なので、自分のことは自分が一番よくわからないって自覚すること、大切です。
怒っていることだけにフォーカスすると、イライラするだけ。
ゆっくり呼吸して落ち着かせようとしても結局時間がかかるし、また思い出してイライラします。
じゃあなぜ怒るのか?
怒りに火がついたのはなぜ?
心の中を分析します。
怒りの前の感情はなんだったのか?
昔の例ですと、今は亡くなりましたので関係は変化しましたが、以前は母親とよく揉めていました。
母親に怒った回数はかなりのものですが(笑)、特徴的なのは・・・
母親にわたしの友人を悪く言われたことがありました。
わたしは、その言動をする母が許せなく、その場でとても怒りましたし、その後もその台詞を思い出すたびに怒りがこみ上げていました。
でも、よーく考えるとその怒りの前に感情が生まれています。
それは悲しみ・・・
自分が仲良くしている友達は自分と同じ価値観、自分を否定されたみたいで悲しかったんですね。
「悲しかったのか・・・」それがわかると、なぜか怒りは引いていきます。
怒りだけしか味わっていないと、その怒りの原因(対象)を人間にしてしまうんで、その人に会うだけでまたこみ上げてくるものがあり冷静な話ができなくなります。
怒りの原因はなんなのか?
怒りの前の感情を探ること、これが処理方法です。
そして、その感情に気づくこと(悲しみ・寂しさ・不安・心配・怖れ・悔しさなど)
その感情に気づくだけ、あとは何もしなくても怒りはさっと引いていきます。
自分の奥底の気持ち(感情)に気づくと、自分の内面と外面が一致するんですね。その一致で心が満たされていくんです。
そして、もしその怒りの矛先が身近な人なら、その自分の奥底の気持ちを伝えてみると関係性が変わるかもしれません。
「わたしは〇〇な気持ちになったよ」と自分の怒りの感情ではなく、その前の奥底の感情を伝えると、相手の言動も態度も変わるかもしれません。
自分が変わる前に相手を変えることはできないけど、先に自分が変われば相手も同調して変わることがある!
怒りの前の感情、発見してみてください。
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