こんにちは、夢追い女子応援人の久保田です。
今回のお話しは「無気力の怖さ」です。
無気力・・・
よく聞く言葉だとは思います。
実際に「私無気力だから」と使っている方もいらっしゃるでしょう。
でもその無気力は「自分から無気力に意識的になっている人」です。
本当の無気力の怖さは、
もがけばもがくほど、自分の意思とは関係なく無気力になる・・・
という怖さです。
自分で意識的に無気力になっている人は、
その無気力状態は自分が興味ある分野や場所、人に会えばテンションも上がり、
無気力からやる気アップに変わるはずです。
沼にハマったような無気力は、
以前の自分なら気力もあふれ、バリバリ出来たのに、力がどんどん出なくなる、アイデアが浮かばなくなる、継続できなくなる、そもそも全くやりたくなくなる、そんな状態になることです。
これ、困りますよね、途方にくれますよね、絶望すらすることでしょう。
今までの自分ではあり得ないことですから・・・
対処の方法もわかりません。
「このまま落ちぶれていくんだろうか」
「今までが自分のピークで、ピークを過ぎた自分はこんなもんなんだろうか」
「そもそも今までが異常で、本来の自分は無気力人間だったのだろうか」
言い知れない不安感、絶望感に苛まれます。
でも、その状態を知ること、体感することも実は「感謝」なんです。
知らなければ、ただ自分のことを感じるまでもなく、考えるまでもなく過ごしていくことになります。
もちろん「その方が幸せじゃん」
という方もいらっしゃるでしょうが。
この「無気力の怖さ」の真っ只中にいる方は、そんな漠然とした生き方は出来ないはずです。
もともと思慮深く、周りのことも考え、空気も読め、ひらめきや躍動感、得られる実感で生きてきたはずです。
だから、この無気力に自分がなっている様、ハマっている様に気づき、怖さを感じているのです。
この怖さを感じている、感じられるのもギフトなんです。
その状態を分析し、乗り越えること、もしくは乗り越えようとしている、向き合っている様を誰かに伝える、いずれその状態になるであろう誰かのために自分の経験を話すこと、残すことができるのです。
なので、まずその状態になりながらも
どこか俯瞰して、自分を客観視してみてください。
そんな自分の状態を言語化してみてください。
それに集中してみてください。
すると、ふとした時に自分がそれに集中している状態に気づきます。
それが「無気力への向き合い方」です。
無気力は悪、なんとかしなければ!と躍起に焦るとますますハマっていきます。
その状態をしっかり観察体感してみる。
その状態は苦しいかもしれません。
人によっては何年もかかるかもしれません。
でもその状態にならなければ見えないこともあるのです。
あなたがその状態だからこそ、見えること、聞こえること、感じることがあるんです。
それは本当に尊い体験です。
それを味わう自分を信じ、客観視し、人間とはこうなるものなのかもしれない・・・
その次にはどうなっていくのか、そんな状態でも何が出来て何が出来ないのか?
そんなことを自分のペースでじっくり深く考えることができる時間なんです。
それが「無気力の怖さ」を自分の力に変化させる行動なのです。
無気力、言い知れない不安、そんな時はこの考え方を思い出してみてください。
一つの分析の材料になるはずですから。
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